旅行中に映画館に行くことは考えないけど、出張中となると選択肢になる。東京にしかない設備の映画館に行くのは今しかないだろう。 日本初となる3面スクリーンのSCREEN Xがユナイテッド・シネマ・アクアシティお台場に今年の7月登場したということなので、お台場に行ってきた。 上映している映画は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」 アクアシティお台場についてまずはお昼ご飯を。なんともちょうど良いコンセプトのレストランがあった。 キング・オブ・ザ・パイレーツ 時間になりポップコーンを持って入ると、そこにスクリーンが1面しかない。間違えたのかと思ったが合っている。あとからスクリーンが降りてくるのだろうか、とか考えながら席につく。 横のスクリーンが降りてくる気配がないまま映画が始まった。すると今まで壁だった横に映像が映し出された。なるほどスクリーンにもなる壁。 映画の中では全てが3面が使われるわけではなく、広大な海のシーンなど効果的なシーンで使用されていた。 最初は横のスクリーンにも視線を向けたりしていた。注視すると正面スクリーンと横のスクリーンはやはり質が異なり、つなぎ目のところは気になってしまう。ただ時間が経てば映画に集中してしまい、「3面スクリーン」というのは気にならなくなっていた。これは最近の映画館の「仕掛け」として成功しているのだろうと思う。 3Dや4DXなどでは「飛び道具」的な演出がどうしても気になってしまって映画の世界から抜けてしまうタイミングが何度かある感じがしていた。SCREEN Xにはそれがなかった。 「パイレーツ・オブ・カリビアン」はSCREEN Xを感じるのにちょうど良い映画だった。