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VirtualBoxのUbuntu 18.04でNAT + ホストオンリーアダプター

VirtualBoxのVMにインストールしたUbuntu Server 18.04で、ネットワーク割当を「NAT」+「ホストオンリーアダプター」にする場合の設定についてメモ。

VMを作るとき、ゲストOSからインターネットに繋がって、かつホスト-ゲスト間でもつながる環境にしたいとき、VMのネットワーク割当は手っ取り早いのは「ブリッジアダプター」なんだけど、会社のネットワークでは都合がわるかったりするので「NAT」+「ホストオンリーアダプター」にしている。
アダプター1は「NAT」を選択

アダプター2は「ホストオンリーアダプター」を選択
ゲストOSであるUbuntuのネットワーク設定は、NATに該当するNICはDHPCで、ホストオンリーアダプターに該当するNICは固定IPとする。
Ubuntu 18.04ではネットワーク設定はNetplanで行う(Ubuntu 17.10から変わったようだ)。編集する設定ファイルは「/etc/netplan/50-cloud-init.yaml」

network:
    ethernets:
        {NATのNIC}:
            addresses: []
            dhcp4: true
            optional: true
        {ホストオンリーアダプターのNIC}:
            addresses: [{固定IPアドレス}]
            dhcp4: no
    version: 2

ポイントは、ホストオンリーアダプターに該当するNICの固定アドレスを設定するときに、ゲートウェイを設定しないこと。
以前にQiitaのVirtualBoxでNAT + Host-Only Network環境を構築するを参考にしていたのに、今回18.04で設定する際にすっかり忘れてはまってしまった。

IPアドレスは「192.168.0.2/24」のようにサブネットマスクも指定する。
NICに指定するデバイス名は以下コマンドで表示されるlogical nameが該当する。

> lshw -class network

たいていは「enp0s3」「enp0s8」となるようだ。

設定ファイルを保存したら以下コマンドで適用。

> netplan apply

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