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CLR/H第44回勉強会に行ってきた

2009/11/28にCLR/H第44回勉強会が開催されたので行ってきた。

開発者に贈るインフラセッション「使えそうで使えない?使えなさそうで使える?MSの仮想化」

  • MSの仮想化を整理する
  • サーバーの仮想化(Hyper-V)
  • デスクトップの仮想化(Virtual PC):XP モード・MED-V
  • アプリケーションの仮想化(App-V):アプリケーション配布の管理
  • プレゼンテーションの仮想化(リモートデスクトッププロトコル):リモートデスクトップ
  • データ・プロファイルの仮想化
  • Hyper-V 2.0の省電力はかなりのもの
  • XP モードは裏でVirtualPCを起動、Windows 7上でXPのアプリケーションを表示(タイトルバーもXPだった!)
  • MED-V(Microsoft Enterprise Desktop Virtualization)で、仮想イメージの集中管理
  • サーバー上にイメージリポジトリを用意。各クライアントに配布。
  • VHDブート、Windows 7からブートの仕組みが変わった。
  • 予約されたパーティションができた。そこにC:\、またはVHDのファイルをロードして起動。
  • アプリケーション仮想化
  • 仮想アプリケーション内にDLLやフォント等のリソースを含めてパッケージ化
  • サーバーで管理することで配布の自動化も実現。
  • バージョン間の干渉もない
  • ライセンスが難しい(App-V for RDPというものもある)
  • プレゼンテーションの仮想化
  • インフルエンザ対策に(!)
App-Vというのははじめて知った。ビルドOSと異なるOSでの実行は可能かどうか質問してみたが、どこかでうまく動かないことがあるらしく各OS向けにビルドする必要があるようだ。だがアプリケーションの配布としてもとても魅力的な仕組みだ。

祝!正式サービス開始。PDC発表直後のWindows Azure最新情報速報

  • 「Windows Azure 入門」発売!
  • PDC前の情報
  • Azureは、PaaS(Platform as a Service)
  • 開発者への情報提供を強化
  • ASP .NETアプリをAzure上で動作させるときの注意点
  • ストレージはKey-Value
  • スケールアウトするような設計
  • タイムゾーンはUTC
  • Azureの対応.NET Frameworkは今のところ3.5
  • PDC後の情報
  • 課金は2月から
  • Azure事例も多数
  • 従量課金制のほか、サブスクリプション(定額制)も
  • ネットワーク代はアジアは高い
Azureや他「クラウド」な話題については、自分自身業務アプリケーションが中心ということもあるのか、仕事でかかわるイメージがあまり沸いていない。今はまだ試用ができるので、今のうちに触っておきたい。

次期 SharePoint Server の開発者にとっての見どころ

  • Sites:AJAX、Silverlightを前提に、クロスブラウザ対応
  • Content:スケーラビリティの向上
  • Search:パラメトリック検索
  • Insights:グラフWebパーツ・Visio Service
  • Composites: Businesss Connectivity Service
  • 開発生産性向上
  • Visioでワークフローデザイン→SharePointDesignerに取り込む
Share Point については使用したことがなく、またどんなものかもあまり良くわかっていなかったため、ちょっとついていくのは難しかった。
途中おやつタイムもあった。パティスリーYOSHIのモンブランをいただいた。

コメント

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VirtualBoxのUbuntu 18.04でNAT + ホストオンリーアダプター

VirtualBoxのVMにインストールしたUbuntu Server 18.04で、ネットワーク割当を「NAT」+「ホストオンリーアダプター」にする場合の設定についてメモ。 VMを作るとき、ゲストOSからインターネットに繋がって、かつホスト-ゲスト間でもつながる環境にしたいとき、VMのネットワーク割当は手っ取り早いのは「ブリッジアダプター」なんだけど、会社のネットワークでは都合がわるかったりするので「NAT」+「ホストオンリーアダプター」にしている。 アダプター1は「NAT」を選択 アダプター2は「ホストオンリーアダプター」を選択 ゲストOSであるUbuntuのネットワーク設定は、NATに該当するNICはDHPCで、ホストオンリーアダプターに該当するNICは固定IPとする。 Ubuntu 18.04ではネットワーク設定はNetplanで行う(Ubuntu 17.10から変わったようだ)。編集する設定ファイルは「/etc/netplan/50-cloud-init.yaml」 network: ethernets: {NATのNIC}: addresses: [] dhcp4: true optional: true {ホストオンリーアダプターのNIC}: addresses: [{固定IPアドレス}] dhcp4: no version: 2 ポイントは、ホストオンリーアダプターに該当するNICの固定アドレスを設定するときに、 ゲートウェイを設定しない こと。 以前に QiitaのVirtualBoxでNAT + Host-Only Network環境を構築する を参考にしていたのに、今回18.04で設定する際にすっかり忘れてはまってしまった。 IPアドレスは「192.168.0.2/24」のようにサブネットマスクも指定する。 NICに指定するデバイス名は以下コマンドで表示されるlogical nameが該当する。 > lshw -class network たいていは「enp0s3」「enp0s8」となるようだ。 設定ファイルを保存したら

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